NFTとは
NFTはNon-Fungible Tokenの略で直訳すると大体不可能なトークンという意味になります。
ブロックチェーン技術を利用することで、今までデジタルデータではコピーが可能でしたが、それが不可能になりました。
ブロックチェーンとは、1つのネット上で行われた取引データを1つのブロックとしてそれが鎖のように繋がれたものを言います。
ブロックチェーンはユーザー全員が閲覧することができ信憑性も高いと言えます。
そのため、唯一無二のデジタルアートなどの作品が生まれ、その希少性が高くなっています。
NFTで稼ぐことはできるのか？
結論から言うとNFTで稼ぐことは可能です。
NFTで稼ぐためには、アートなど創作してそれを売るか、それを購入してそのまま転売する、あるいはNFTゲームでゲームをプレイしたりして稼ぐという手法になります。
実際に、NFTで大金を稼いだ人として、デジタルアーティストのBeepleさんは「Everydays – The First 5000 Days」で約75億円稼ぎました。
簡単に稼げると言っても、NFTには唯一無二の希少性があるために高値になったと言う部分が大きいです。
もちろん、メディアでも身近でも話題になることで人気がある部分もありました。
また、NFTでは3つの稼ぎ方があるため、それぞれご紹介します。
NFT作品を売って稼ぐ
NFT作品は初心者でもツールがあれば気軽に作ることができます。
ツールといっても元出は入りません。
プロのアーティストでもない小学生でも高値で売れた例があります。
また、NFT作品を作ると販売した時だけ利益が出るのではなく、転売された際にもロイヤリティ収益を得ることができます。
NFTゲームをして稼ぐ
NFTゲームというゲームをプレイして、ゲーム内で獲得したアイテムやキャラクターを売って換金することで利益を得ることができます。
ゲーム代行でもゲーム配信でもなく、ゲームをプレイして収益を得ることができるのです。
また、ゲームでは自分がオリジナルのキャラクターなどを作り販売することもできます。
ただ、まだNFTゲームの歴史が浅いこともあるのかゲームとしてのクオリティは既存の人気ゲームと比べると高いとは言えません。
さらに、NFTゲームの安全性についてですが、ブロックチェーン技術を使っているためデータの改ざんによる不正行為が発生しづらいため、安心して利用することができます。
元手を回収するまでの期間は数ヶ月程度必要とされており、NFTゲームに関係する暗号通貨の価格にも回収期間が影響してきます。
ちなみに、NFTゲームは対象年齢さえクリアしていれば未成年でもプレイすることができます。
しかし、NFTゲームで収益化を狙うのであれば仮想通貨取引所で口座開設を行う必要があり、その口座開設には20歳以上が対象になっています。
転売をして稼ぐ
NFTの作品など転売して稼ぐことができます。
転売なので購入した金額よりも利益が出るように仕入れます。
単に転売する方もいれば、投資目的で購入してから売りに出すという方もいます。
転売をするにはNFTマーケットプレイスにてNFT作品を購入し、価値が高くなったら売るという流れになります。
どうやって稼ぐことができる？
NFT作品の場合
自身でNFT作品を作らずとも外注したものをNFTとして売り出すこともできます。
自身で作りたい作品を作って出品して稼ぐこともできますが、トレンドを追って作品を作り稼ぐという方法もあります。
また、今はNFTマーケットプレイスだけでなくSNSでNFT作品を紹介するなどして収益化を目指すこともできます。
さらに、外注ではココナラなどのサイトであれば格安で依頼することができ、自分が作成したい画風や予算に合わせることができます。
そして、もっと簡単に作品を作るのであればAI画像生成ツールを使うことです。
テキストを入力するだけでAIが自動で画像を生成してくれます。
NFTゲームの場合
NFTゲームの場合、ゲームを楽しむ分にはお金がかからない場合もありますが、実際に稼ぐとなると元手が必要な場合が多いです。
より高額に稼ぎたい場合は5~10万円の元手は必須になる可能性が高いです。
そのため、ゲームを始めて稼ごうとする前に下調べが必要でしょう。
元手が必要な場合は、その元手となる暗号資産を購入できる取引所にて口座開設をしていない場合は、開設して暗号資産を購入します。
次に、購入した暗号資産を自分がプレイするNFTゲームに送るためにウォレットと言われる、web上の財布に移動させます。
ウォレットに暗号資産を移動させるためにはウォレットのサービスを提供しているサイトに登録後、ウォレットを使い、暗号資産をNFTゲームの方に移動します。
そして、ゲームをプレイしてアイテムなどをゲットしたりしてゲーム内のNFTをNFTマーケットプレイスへと出品して稼ぐという流れになります。
NFTゲーム内の土地・不動産を売却して利益を得る
NFTゲームではアイテムやキャラクターだけに価値があるのではなく、土地や不動産などにも価値があります。
今後は企業なども参入することが考えられるため価値が高くなることも考えられます。
スカラーシップで稼ぐ
簡単にいうと持っているNFTキャラクターなどを貸し出してレンタル料をもらって稼ぐという手法です。
NFTゲームでは元手が必須と言っても過言ではないため、キャラクターを購入しなければいけません。
しかし、そのキャラクターを購入するにしてもNFTゲームで稼ぐのであれば安くないものでないと難しくなります。
そこで、購入すると高いキャラクターをスカラーシップによってレンタルします。
ある程度稼いだらその稼いだ分をキャラクターを買うことができます。
NFT転売の場合
まず、暗号資産取引所の口座開設をしていない場合は口座開設をします。
また、ウォレットを作成し、暗号資産取引所にて暗号資産を購入してウォレットに送金します。
NFTマーケットプレイスにて登録をし、ウォレットと連携し、NFTマーケットプレイス内でNFT作品を購入します。
そして、同じNFTマーケットプレイスでも違うマーケットプレイスでも価値が上がってからNFT作品を出品して売却します。
転売で稼ぐためのコツとしては、売れている作品を購入することや稼いでいる人を参考にして購入してみることです。
そのほうが失敗も少なく早く稼ぐことができます。
実際、どんなNFTであれば基本的にどんなものでも売れますが、下記が売れるものの例になります。
• 芸術
• ドメイン名
• 音楽
• 写真
• スポーツ
• トレーディングカード
• 仮想世界
さらに、売れている作品とは共通点があり、希少性やトレンドなどが関係しています。
その他
NFTは「〇〇して稼ぐ」ということができ、下記でご紹介していきます。
運動して稼ぐ
NFTゲームではただパソコンやスマホでゲームをするだけでなく、「Move to Earn」と言われる運動して稼ぐ方法があります。
例えば、STEPNというゲームではゲーム内でスニーカーを買い、そのスニーカーで、現実的に歩いたり、走ったり運動することでその距離などに応じて暗号資産を稼ぐことができます。
音楽を聴いて稼ぐ
音楽を聴くだけでオリジナルトークンを入手することができます。
世界最大の音楽配信プラットフォームと連携しているサービス会社もあります。
稼ぎ方としてはNFTヘッドホンというものを購入し、音楽を聴き、聴いた音楽の時間に応じてトークンをゲットできるというものです。
